こんにちは!おもちです〜。
今月1月でmaindishシネマ部がスタートして1年を迎えました。一回目は「6才のボクが、大人になるまで」という、とてつもなく素晴らしい映画から始まっちゃいましたので以降変なものが見れないな〜とハードルが上がってしまいました。まだの方はぜひDVDでご覧ください!私の中では2015年一番でした。そして、今ざっとシネマブログを見返しましたが洋画は全てよかったので順位が付けられません(笑)全部おすすめです!邦画では「ソロモンの偽証/前編」がしっかりした作りでおすすめですよ◎
さて、2016年のはじめの映画は「ブリッジ・オブ・スパイ」です。
アメリカとソ連が冷戦時代の作品です。冷戦の中で行われていたのは情報の奪い合いでお互いにスパイを送り込んでいました。そしてアメリカはソ連側のスパイを捕まえて、トムハンクス演じる弁護士のドノヴァンが敵国のスパイを弁護するお話です。
敵国のスパイを弁護するということで、アメリカからものすごく批判を受けるのですが、ドノヴァンは全ての人に弁護をする権利があると言い全力で弁護をし、戦争が止められるように奔走します。
映画やドラマでよくある偏屈でキレ者な無茶苦茶な仕事をする主人公ではなく、ドノヴァンは誰に対しても誠実で、真っ当に法に沿って着実にコマを進めてより良い一手を打つ仕事をします。正攻法で粘り強く誠実に仕事をする人にはだれもかないませんよね。私もドノヴァンのように仕事をする方をとても尊敬します。そんな彼なので弁護をしている敵国のスパイにも思いが通じて絆が生まれてきます。二人のシーンは多い方ではないのですが、しっかりそれを感じさせてくれる二人は素晴らしい演技をされています。
敵国のスパイを弁護するなんて前代未聞のことですが、その発想が自由の国アメリカらしくて素晴らしいなと思いました。これは実話に基づいた作品でみなさん実在します。映画の最後でその後の人生を教えてくれるのですがドノヴァンはその後も人のために尽くして素晴らしい業績を上げていました。この映画はスパイがどうの、冷戦がどうのと言うよりもいかに人のために尽くせるかという作品で、観終わった後は仕事の向き合い方にシャキッとしました。
さて、来月は観たい映画がたくさんなのでいっぱい観てきます〜!