きっと、星のせいじゃない。

こんにちは~!おもちです。

maindishシネマ部第二回です。
前回の「6才のぼくが、大人になるまで。」のお母さん役の方がアカデミー賞助演女優賞を受賞されていました。映画ではオカン的な体型でしたが、授賞式では痩せていたのでやっぱり役作りだったのか~すごい。

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さて、今回は「きっと、星のせいじゃない。」を観てきました。
話のあらすじは、10代のガン患者同士のラブストーリーです。
日本の映画界ではおそらくお涙頂戴の泣け泣けエピソード満載に盛り込むであろうコンテンツですが、こちらはそうではございません。
10代の男女が恋愛をする話です。ただ二人ともガンを患っているだけ。
もちろん「ガン」というキーワードで繋がる話でもありますし、「死」が近いということがあるので二人の間も揺れ動きます。

A Fault In Our Stars

若い時からガンを発症しているので「死」については割と受け入れていて、好きになってもすぐにお別れがくるから恋愛はしたくないわ。という女の子だったのですが、とっても前向きな男の子と交流を深めていくうちに「死」についての考え方がだんだん変わってくるのです。そして頭がいい優しい女の子なので自分がいなくなって残される家族のことをよく考えています。

人間は死に向かって生きているのですが、「死」が身近に感じることは身近な人が死ぬか、または自分が死にかけるかくらいです。
私も高校生の時に車にはねられた時に「うわ~死ぬ。。」と思ったり(頭縫って終わりました)、数年前に祖父が亡くなった時、生きていない祖父を眺めて体は今ここにあるのにおじいちゃんはどこにいったんやろうな~?なんてぼんやり思ってました。肉体というものが容れ物に過ぎないなと。では、死んだら自意識はどこにいくんだろう~?なんて思います。

映画を観て死ぬことの何が嫌か考えると、私は自分が死んでしまったらそれは仕方のないことだと思うんですが、映画の女の子のように残された家族とか身近な人が悲しんでしまうことに心痛めます。人間界の「死」というのは生物学的な死ではなく、残された人の事象なんだなと思いました。

ちょっと暗い文面になりましたが、映画は決して暗いお話ではなく爽やかな若者のラブストーリーです。でもちょぴり泣いちゃいますので泣き虫さんはハンカチのご用意を。。映画館も私を含めてみなさん鼻すすってました。

さて、来月はどれを観に行こうかな~?

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