キャロル

こんにちは〜!最近、おもち名義のインスタではこの映画観たよってことしか投稿しておりません。お出かけもろくすっぽせずちょっとした引きこもりに近いんですが、なんだかこのところ映画にハマってます。

さて、2月のmaindishシネマ部は「キャロル」です。どうも私は昔の時代のものがすきなのか、ルーニー・マーラとこの年代の映画というだけですぐに手帳に記入し去年から公開を待っていました。

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内容はあんまり知らなくてケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの2人が友情を育み刺激しあって成長する話なのかな〜と、まぁよくある感じで予想してたんですが、この話の筋はあながち間違いではないんですが劇場に入る際に観たポスターにはPG-12の文字があって「なんで?」と思いながらも観始めると、それは二人の愛の話でした。

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ルーニー・マーラ演じるテレーズは自分が何をしたいかよくわからず悩んでいて、アルバイト先に来たケイト・ブランシェット演じる綺麗で優雅な婦人キャロルに見とれてしまいます。この瞬間に二人は恋に落ちてしまってるんですが、テレーズはまだ気づいていません。プレゼントを選んであげた縁で二人は交流を始めます。

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何もかも完璧に見えるキャロルは実は自分らしく生きられずに鬱屈した生活に離れようとして離婚の準備を始めていました。娘にも会えなくなりそうで完璧な見た目とは反対に非常に寂しくかわいそうな女性でした。

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話の内容をかなり言ってしまってるんですが、この映画の見所は二人の演技です。気持ちの表し方が繊細ですごく上手で、本当に胸が苦しくなります。そして、1950年代のアメリカの再現に忠実にしていて服や車、フィルムの質感にもこだわっていて全体的にもやがかかったような温かな湿り気のある映像で映画全体を情緒豊かにしています。

これは二人の愛の話であり、二人が自立する話でもあります。自分らしく生きるにはとても大変な時代でしたが最後には成長した姿を見てホッとしたような気持ちになり、どうか二人には幸せになってほしいなと思いました。

さて、来月は何を見に行こうかな?

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